二十周年を祝して
ボーイスカウト尾張北地区が、ここに20周年を迎えられましたことに対し、心からお慶び申し上げます。
また、尾張北地区の創立以来、多くのたゆまざるご努力をいただいた関係の皆様に敬意を表するとともに、青少年の健全育成に大きく貢献しておられることに対し、心から謝意を表する次第であります。
この二十年間は、日本を含む世界の情勢は刻々と変化をする激動の時代でありましたし、また、青少年を取り巻く社会環境の変化も急速に進み、さまざまな分野で二十一世紀に入っても、ほんとうに大きく変わろうとしています。
こうした時代の変化のなかで、失われつつある青少年の心の豊かさやたくましさをはぐくむために、特に自然とのふれあいや年齢の異なる集団での生活体験が求められているところであります。
このことから、野外活動や地域の奉仕、更には国際協力活動などを実践しているスカウト運動への期待は、大きいものがあります。
ボーイスカウト尾張北地区の関係者の皆様方におかれましては、今後ともますますご健勝で、スカウト運動の一層の発展に寄与されますことを念願して、お祝いのことばといたします。
平成十三年 十一月 四日
日本ボーイスカウト愛知連盟
理事長 岡 谷 篤 一
巻頭言
尾張北地区20周年の記念誌が関係者の努力と協力によって、このように刊行できたことをうれしく思います。
地区の歩みや各団の紹介ページを読むことでいっそう地区内の団に対する理解が深まり絆が強くなると思います。
細長くしかも広範囲な尾張地区から、二十年前に尾張南地区と尾張北地区にそれぞれ独立し、おかげさまで今日の日を迎えることができました。
十年前の10周年記念式典も今回と同じこの江南市民会館でした。
あの時、胸躍らせて会場にいた隊員は、今日は指導者として隊員の引率指導に当たり、指導者だったものは、団委員として今日の式典・行事の立役者として、あるいは陰になって支えていただいて居ることでしょう。
尾張北地区15個団は、犬山市・扶桑町・大口町・江南市・西春町・師勝町・豊山町・岩倉市・新川町の3市5町をベースにしています。
それぞれの地域の実情の異なる中で創始者ベーデン・パウエル卿の教えを胸に、多くの方々のご支援とスカウト関係者の燃えるような情熱と限りない努力によってスカウティングを続けて来ました。
一口に継続は力なりと言いますが、創生期は勿論のこと現代社会にあってのスカウト活動はいろいろな問題が山積し困難を極めています。
しかし困難だからこそこの運動には価値があります。へこたれることなく「本物は続く。続けると本物になる。」の言葉を信じてお互いに頑張りましょう。
B・P(ベーデン・パウエル)が私たちに残された言葉の中に次のような一節があります。
「この地上に生きている間に死後にも残る何か良いことをするように努めなさい。」 B・P
一度だけの人生、この世のためにまず身の回りの小さなことから、何か良いことを始めましょう。人は善人であるだけではいけない。善行者でなければとも言われています。
健全な青少年の育成は家庭教育・学校教育・社会教育が一体となって初めて実現できると思います。
21世紀を担う若者達を育てる社会教育の団体としての認識と決意を新たに誇りと自信をもって共に頑張りましょう。
2001年11月4日 尾張北地区協議会長 小 川 芳 伸
20周年を迎えて
尾張北地区委員長 榊 原 満 雄
旧尾張地区から西尾張(1965年4月)、尾張東(1973年2月)の両地区から分封後、時代の流れもあってスカウトの増加傾向が続き1980年10月1日に尾張南地区、尾張北地区が分封されました。その後様々なるものを吸収しながら走り続けて、早くも20周年を迎えました。
この20周年を迎えることができたのは多くの先輩方や団、隊の指導者の皆様方、そしてこのスカウト運動を陰で支えていただいた地域の皆様方の温かいご協力のお陰と感謝申し上げます。
21世紀に入った今日、日本の子どもたちの健全なる育成に関する危機感が日々高まっております。また、2002年4月より学校完全5日制が実施されます。
このような社会状況の中、スカウト運動が果たし得る役割は誠に大きいものがあります。この間にあたって、我々スカウトに携わる者への期待も大きく、それだけ責任の重さを感じております。
皆さんと共に日本中のスカウトが一丸となって「ちかい」「おきて」の実践に励み1人でも多くの人々の理解と支援を得て、このスカウト運動の発展と住みよい社会への実現へと努力したいものだと思っております。
最後になりましたが、当地区をこれまで育ててくださった先輩、支援者各位には、これからも一層のご指導、ご支援をお願い申し上げ、尾張北地区の末永い弥栄を祈念いたします。
祝辞
尾張北地区コミッショナー 見 平 隆
日本ボーイスカウト愛知連盟尾張北地区が20周年を迎えたことはとても喜ばしいことと思います。尾張北地区は、現在、3市2郡にまたがり、15個団が仲間としてスカウト運動をすすめています。そして愛知連盟の中で多くのスカウトが集う地区として、その役割を発揮しています。
20周年という時の流れはとても大きいものだと思います。尾張北地区が誕生したときにカブスカウトに入隊した少年であれば、現在は、自分がそのときの父親と同年かそれ以上の歳となっているのです。親子3代のスカウト、スカウターも見かける尾張北地区の礎を築いてこられた諸先輩方のご苦労に、心より感謝申し上げます。
ところで、現在はスカウト人口の現象が大きな課題となっています。その対策のひとつに、魅力あるプログラムの提供がいわれています。隊指導者が安心してプログラム活動を展開できる環境、技能、知識は、魅力あるプログラムに欠かすことができないものです。これらは、隊指導者個人の問題として対処するだけでは解決できません。また、団の問題として対処するだけでも解決できるものではないと考えます。尾張北地区の青少年がボーイスカウト活動を楽しく思い、スカウトとして参加できるように隊指導者を支援していく取り組みは、大切なことと考えます。尾張北地区のコミッショナー・グループがこのような支援を進めていくことができるよう、これからもその役割を果たしていきたいと思います。
日本ボーイスカウト愛知連盟尾張北地区 弥栄